お仕事が忙しすぎたりメンタルが弱っていたりすると、自分が好きなものに接することができなくなったりするんですよ。例えばマンガ・アニメ・ゲームとか、映画・演劇・ライブとか、旅行・キャンプとか、食べ歩き・飲み歩きとか、色々。
特にお仕事に関わることが適切にインプットされていない状態が続くと、それがお仕事に悪影響を及ぼしてますますお仕事が大変になっていくという地獄のスパイラルが発生することある。超こわい。
わいの場合、前職でお仕事忙しすぎたりメンタルぶっ壊したりした影響で同業者さんの作品をまともにプレイすることができなくなって、まさに地獄のスパイラルに入ってた。
こないだ見かけてこちらのツイート、どれも興味深い条項だけど特に「学ぶことをやめない」と「とにかく量を追求」が今のわいにはグッと来たな。
生涯で500冊近くを出版したアイザック・アシモフの創作6か条 https://t.co/IzrkHCKPpB ○学ぶことをやめない ○立ち往生したら一旦離れる ○他人からの批判はスルー ○完璧を求めない ○とにかく量を追求 ○アイディアのために考え抜く。棚からぼた餅を期待しない
— Spica (@Kelangdbn) September 15, 2017
とりあえず今日は「学ぶことをやめない」の方にフォーカス。元記事の方ではアシモフ氏の言葉を引用した上で「誰かのグッドアイデアをいっぱい摂取しておかないと、自分でグッドアイデアを出すことはできないんやで」「勉強するなら幅広くやで。自分自身の『知りたい!』って気持ちに従って、一生自分に投資しなはれ」(超電磁意訳)って書いてあるの。
脳の回路をいい感じに繋げてアイデアを生み出すために色んなジャンルのことをインプットしておくのが大事っていうのは「そうやろなー」って思う。ゆうきまさみさんの以下のツイートにはとても共感できて、何か一つを掘り始めると芋づる式に色んな事を知りたくなってインプットの幅が広がっていく。
オタクというか、物事にマニアックな人というのは、興味の対象をこんな風に掘って行くのではないかと思っていて。最初はたしかに興味分野を掘り始めるのだけど、掘ってくうちに興味の対象外分野まで否応無く掘り返してしまう、掘り返さざるを得なくなるというイメージ。 pic.twitter.com/bnByaMEv5O
— ゆうき まさみ (@masyuuki) November 6, 2018
そうやってインプットされた知識が、今度は出力の際に思いがけない繋がり方をすることでグッドアイデアが出るんだと思うの。
もちろん、『興味の井戸』に隣接しているエリアではなく全然畑違いの所にも新たな井戸を掘り出すパターンもあるし、井戸が多いとそれだけ『思いがけない繋がり方』のチャンスが増えて楽しいはず。
わいは最近調子が良いので、意識して『以前から好きだったもの』に加えて『新しく好きになれそうなもの』を摂取するようにしています。
前者としてはKindleでマンガを読みまくったりAmazonプライムビデオでアニメを見まくったり。後者としては「誘ってもらえたことにはなるべく挑戦してみよう」的な感じで色々と。例えば先日は生まれて初めてミュージカルを観てきました。ブロードウェイのガチなやつだったみたい。
ミュージカル初観劇は『コーラスライン』。ダンスと歌が凄まじかったわん pic.twitter.com/EEv94XW0Z4
— イシダP (@twit_chu) September 6, 2018
何の予備知識も無しで観たけど、「こりゃすげえ」って思いましたよ。あと「みんな歌がめっちゃうめえ」って(当たり前だ)。
セリフは全て英語で、舞台の両脇にあるモニタに日本語訳が表示されるスタイルだったので、物語を追いかけようとするとどうしても舞台上に視線が行かずにやきもき。何回も観ている人は物語や重要なセリフが頭に入ってるからより舞台上に集中できるのかな。
その後は、こちらも生まれて初めて2.5次元舞台を観てきました。
初めて2.5次元舞台を観に来ましたぞ #銀河英雄伝説 #舞台銀英伝 pic.twitter.com/HafYt3kE7t
— イシダP (@twit_chu) October 26, 2018
銀英伝を舞台化ってどうする気やねんと思ってたその不安を打ち砕く表現で、これもまた「こりゃすげえ」って思いましたよ。
わいはオタクだから銀英伝のセリフは大体おぼえてるの。舞台銀英伝もほぼそのセリフを踏んでいくもんだからまさに『物語や重要なセリフが頭に入ってる』状態で観ることができて、そこから更に「もしかしてミュージカルとか歌舞伎とかもこういう状態で観たらもっと楽しめるのでは」みたいな更なる沼の入り口を見てしまった。
で、このようにエンタメ成分を摂取しながら一方ではアマチュア無線の井戸を掘り始めている訳で…。我ながら変なことしてますがこういうのが楽しいし多分お仕事とか趣味とかに役立つと思ってる。
自分が気持ちよく知識欲をつっつけている状態にあるかどうかっていうのが、お仕事でも趣味でも一つのバロメータになるんやなっていうお話でした。今回のブログネタにもなったしね。
なお、以下のツイートもめっちゃわかる。
どんなに評判の高い作品でも他人から『読まされる』マンガは総じてつまらんし、嫌いな人のオススメだったりすると最初から楽しむ姿勢じゃなく粗探しモードになるんでもったいないし作者が気の毒。
という理由で、マンガ作品との最初の出会いはできるだけ幸せな体験であればいいなと願うわけだよ。— 図星 (@zuboc) October 16, 2018
マンガに限らず、出会いが幸せな体験であるっていうのは大事だよね。
おわり。
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