経営していたエロゲ制作会社の破産処理を進めつつ、転職活動をしていた時のお話。特に初めて転職活動をする人は「こういうこともあるんやで」って知っておいて欲しいので書いておくよ。
ちなみにアイキャッチ画像はわいの職務経歴書。リクルートの人にも添削してもらったんだよ。やったね!
1.「エージェント」みたいな人からめっちゃ連絡くる
転職サイトに自分の経歴とか希望職種とかを登録すると、「スカウトサービスやエージェントサービスを利用しますか?」みたいな案内が来るんですよ。
最初は転職サイトを運営してる会社のスタッフさんと二人三脚で活動するだけかと思ってたんだけど、その転職サイトと提携している色んなエージェント(転職希望者と求人企業の間に入って色々調整してくれる人?)や人材紹介会社とも接点ができる感じ。
もちろんいきなりメールが飛んでくるという形ではなく、転職サイト上のマイページにメッセージが届くって形。興味があるものについてはメッセージを返して、直接会って認識をすり合わせた上で応募を進めることになるの。わいみたいに住んでる場所が都内じゃない場合には電話での打合せもあり。
転職サイトに掲載されてない求人情報を紹介してくれたりとか、同じ企業の求人情報でもエージェントや人材紹介会社によって持ってくる職種が違ってたりとか、色んなバリエーションがあって面白かったな。
なので、これ自体は別に悪いことじゃないと思ってます。
2.勝手に応募手続きをするエージェントがいる
問題はこれ。
エージェントといってもピンキリで、親身になってわいの意向を聞いてくれる人もいれば、訳わからん行動をする人もいた。勝手に応募手続きを進めてた変なエージェントのせいで、ある企業に対するわいの応募が別のエージェント経由のものとダブってしまい、「二重応募やん」って蹴っ飛ばされたことある。
「取り下げのご連絡」も何も、そもそもわいは「応募します」って言ってない。しかもこのエージェント、「応募先企業に確認して改めてご連絡します」って返信してきたのにそれっきり連絡ない。地獄やな。
変な連中が一定程度混ざってるっていう前提で利用した方がよさそう。
3.「◯◯社からスカウトが届きました!」は信じない方がいい
エージェントや人材紹介会社経由ではなく、求人サイトのマイページに「スカウトが来ています!」みたいなメッセージが来ることがあるの。しかも「書類選考免除!面接確約!」みたいな煽り文句で。
わいの場合、関西の企業からそういうスカウトメッセージが来たんだけど、当時はいきなり関西に面接にいけるだけの貯金がなかったから、「交通費が貯まるまで1ヶ月待って」とお返事しておいたの。で、交通費貯めてから「面接をお願いしたいんですが」って連絡したら「は?いらね」って蹴っ飛ばされた。
その後に似たような話を聞くことがあって、何となく分かってきた。あれって本当に企業側からスカウトの連絡をしてるんじゃなくて、企業側の求人条件にマッチしそうな求職者に対して適当に「スカウトです!」って名目でメッセージを送ってるだけのが多い説。
企業側からも「求人サイト経由の応募者と面接してみたら開口一番『スカウトありがとうございます!』って言われて『は?あなたが応募してきたんでしょ?うちからは誘ってないよ?』ってなった」っていう事例も聞くし、うそスカウトは双方にとって害悪ですわね。
4.でも何だかんだで居心地がいい会社は見つかる
転職業界のネガティブな面はまあそれとして、地道にやってるとちゃんと居心地のいい勤務先は見つかります。わいの場合、今の勤務先は「うつ病の治療中」っていう事情を理解してくれてリモートワークOKの正社員。わいが興味を持てないような仕事を押し付けられたりしないので、未経験の分野でも勉強しながらお仕事できてる感じ。もちろんゲームも作りたいぜ。
病気の事を隠していて後からバレて揉めるの嫌だったし、うつ病のことを伝えた途端に塩対応になる企業もあった。でもそういう企業は入ってから苦労するだろうから落とされて無問題よね。
ちなみに、23社に応募して書類通過は3社。これくらいお祈りメールをもらうのは当たり前だと思って、転職中の方はコツコツ活動してみてね。
おわり。
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